借金が返せない!弁護士事務所への相談準備4つのポイント
債務整理の依頼をするときには、まず問い合わせをして相談内容を伝えます。
次に事務所まで来る日時を決めます。事務所に着いたら詳しく相談に乗ってもらうのですが、債務整理の場合には主に4点を重要視します。その4点というのは、
- 借金がどれぐらいあるのか
- いつ頃から借金をしているのか
- いくつの業者から借金をしているのか
- 現在の収入
です。
借金がどれだけあるのかによって、債務整理の方法も変わってくるので、正直に弁護士へ伝えましょう。
いつ頃から借金をしているのかによって、過払い金請求などができる場合もあります。また、複数の業者から借金をしている場合には、一本化するという対策が取れるので、自転車操業になっていたとしてもきちんと伝えるべきです。
そして現在の収入によって、返済していくことが可能なのかが決まります。この4点をきちんと確かめない弁護士は、信頼できないか知識に乏しい可能性があります。
債務整理の依頼後の流れ
法律事務所で債務整理の依頼を行った場合には、詳しい内容をお知らせいただき、それから委任契約書を作成していただくのですが、詳しい書き方などは担当の弁護士から説明があるので安心してください。
その後債務者に対して通知書を発送する形になるのですが、この後は弁護士と業者側との間で交渉を行うことになります。
よって依頼者は交渉に参加する必要はありません。
この交渉で全てが決まってしまうと言っても過言ではないので、ここで弁護士の力量が試されるのです。
知識や交渉力のない弁護士では、業者側と的確で依頼者が納得するような結果が出せません。債務整理に強い弁護士とよく相談して納得がいく方向へ進む必要があります。
債務整理に強い弁護士は、今までにも数多くの交渉をこなしてきた実績もあり、依頼者から満足してもらえるような結果も出しているので、安心して任せられます。
任意整理の場合には比較的簡単な手続きのみで済ませられるのですが、民事再生や個人再生、自己破産の場合には、いろいろな書類の作成を行う必要があります。